現在、多くのシステム会社が競ってマイナンバーに関する商品開発をしていますね。実際、マイナンバーの収集、利用、保管、破棄まで、全てクラウドシステムで管理出来るサービスが花盛りです。

たしかに、システムのセキュリティはかなり堅牢なものも多いですし、この方法だと自社内でマイナンバーを置いておく必要はないので、一見安心なようにも思います。

しかし、良く考えてみてください。クラウドサービスにつながっているのは、自社のパソコンではありませんか?

そうすると、自社のパソコンにウィルスが入って、自社のパソコンが遠隔操作されたら、簡単に情報は漏洩してしまいます。

また、システムへのアクセスはパスワードを入力して行うものが多いですから、パスワードが盗まれてもおしまいです。いくら丈夫なドアがあっても、鍵を持っていたら、簡単に開けられるのと同じですね。

システム会社は堅牢なシステムだから大丈夫!とうたっていますが、クラウドサービスは、実は大きなリスクもあります。

本当にクラウドで大丈夫か?もう一度再考が必要ですね。